住まいづくり 2025-08
水害対策・水害に強い家をつくるには?
これから新築住宅を検討している方にとって、水害対策は重要なポイントです。石川県は日本海側に位置し、豪雨や河川の氾濫、台風による高潮など、水害リスクが気になる地域です。特に近年、気候変動による極端な降雨が増加しており、「線状降水帯」などの新しい言葉もよく耳にするようになりました。このコラムでは、水害に強い家を建てるための具体的な対策とポイントを紹介します。
立地選び:水害リスクを最小限に
家を建てる場所は、水害対策の第一歩です。石川県内でも地域によって水害リスクは異なります。以下のポイントを考慮しましょう。
ハザードマップの確認
石川県や各市町村が公開している洪水ハザードマップを確認し、浸水想定区域や土砂災害警戒区域を避ける。たとえば、加賀市や小松市では手取川や梯川流域のリスクをチェック。
高台や標高の高い場所
できるだけ標高の高いエリアを選ぶ。低地や河川近くは浸水リスクが高い。
過去の水害履歴
地域の水害履歴を調べ、過去に浸水被害があったエリアは避けるか、対策を強化する。
ワンポイント:ハウスメーカー、不動産会社や自治体の防災担当者に相談し、最新の防災情報を入手しましょう。
建物の構造:水害に強い設計を
水害に強い家を建てるには、建物の構造や設計が重要です。以下のような工夫を取り入れましょう。
基礎を高くする
基礎を高くすることで、浸水時の水位上昇に対応。たとえば、床上浸水を防ぐために基礎高を50cm以上にする。
防水性の高い外壁・窓
外壁には防水性の高い素材(タイルや防水塗料)を使用。窓には防水シャッターや止水板を設置。
排水システムの強化
敷地内の排水溝や雨水桝を適切に配置し、雨水を速やかに排出。ポンプの設置も効果的。
ワンポイント:住まいづくりの専門家に「耐水害仕様」を相談し、設計段階から水害対策を組み込むことが重要です。
素材選び:耐久性とメンテナンス性を重視
水害に強い家には、適切な素材選びが欠かせません。
耐水性の高い建材
床材には耐水性のビニールタイルやタイルフロアを採用。壁材にはカビや湿気に強い素材を選ぶ。
コンクリートや鉄骨構造
木造住宅でも、土台や柱に防腐・防湿処理を施した木材を使用。
メンテナンスのしやすさ
水害後でも修復が容易な素材を選ぶことで、復旧コストを抑える。
ワンポイント:石川県の気候は湿気が多いため、湿気対策も兼ねた建材選びが効果的です。
設備とインフラ:非常時も安心の備え
水害時に生活を守るためには、設備面での備えも重要です。
電気設備の配置
コンセントや分電盤を高い位置に設置し、浸水による感電や故障を防ぐ。
非常用電源
太陽光発電や蓄電池を導入し、停電時でも最低限の電力を確保。
給排水対策
トイレやキッチンの排水管に逆流防止弁を設置し、下水の逆流を防ぐ。
ワンポイント:石川県は冬季の積雪も多いため、雪害と水害の両方に対応できる設備を検討しましょう。
保険と補償:万が一に備える
水害に強い家づくりと並行して、万が一の被害に備えた保険加入も大切です:
火災保険の水害補償
火災保険に水災補償を付帯し、洪水や土砂災害による損害をカバー。
自治体の支援制度
石川県や市町村が提供する防災関連の補助金や助成金を活用。たとえば、耐震・耐水改修の補助金がある場合も。
ワンポイント:保険会社に相談し、石川県特有のリスクに応じた補償内容を確認しましょう。
まとめ
水害に強い家を建てるには、立地選び、建物の構造、素材、設備、保険の5つのポイントを押さえることが重要です。特にハザードマップの活用や専門家との相談を通じて、地域特性に合わせた対策を講じましょう。水害に強い家は、家族の安全と資産を守るだけでなく、長期的な安心を提供します。石川県の気候や地形を考慮し、賢い家づくりを進めてください。
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