住まいづくり 2025-05

郊外の戸建てで叶える理想の住まいづくり

 

石川県内では北陸新幹線開業以降、金沢市を中心に地価は高騰し続けています。金沢市中心部では宅地の分譲も少ない中、マイホームの夢を叶えるのは簡単ではありません。ただ、郊外エリアであれば戸建てを・・・。 今回のコラムでは、郊外エリアでの家づくりの魅力と、最新トレンドを取り入れた賢い選択のポイントをお届けします。

 

金沢を中心とした地価高騰の背景

金沢市内の地価は2025年も上昇を続け、平均14万1626円/m²(約46万8186円/坪、2024年比+2.89%)。特に金沢駅周辺(平均21万6739円/m²)や香林坊・片町地区は坪単価50万円以上が当たり前。この高騰の要因は以下の通りです:

 

・北陸新幹線の影響

2024年の敦賀延伸で金沢駅の交通利便性がさらに向上。観光客やビジネス需要の増加で、駅前の商業地(例:本町2丁目、112万円/m²)や住宅地が急騰。

・観光需要の拡大

金沢のひがし茶屋街や兼六園、21世紀美術館の人気で、中心部の商業地が活況(2024年商業地変動率+1.1%)。民泊や投資物件の需要も地価を押し上げ。

・再開発の加速

金沢駅前の金沢都ホテル跡地再開発や、武蔵地区の商業施設整備など、都市機能の強化が地価を牽引。

・周辺エリアへの波及

金沢市に隣接する野々市市や白山市では、子育て世代の流入やリモートワークの普及などで住宅需要が増加。野々市市(坪単価30~40万円)や津幡町においても地価が上昇傾向(2024年住宅地変動率+1.4%)。

 

一方、能登半島地震(2024年)の影響で奥能登の地価は下落するなど、県内の「南北格差」が顕著。金沢市とその周辺エリアの高騰は、こうした地域差も背景になっているようです。

 

 

郊外戸建ての魅力

金沢市中心部の地価が高騰する中、周辺の郊外エリア(野々市市、かほく市、津幡町、白山市、内灘町など)は坪単価20~35万円程度と手頃。自然環境やゆとりある敷地を活かし、以下のようなメリットがあります。

 

コストパフォーマンスとゆとりの空間

金沢市内の宅地は30~40坪程度が一般的ですが、郊外エリアなら50坪以上の広々とした敷地が同予算で、庭付きの4LDKや平屋も現実的に考えられます。子育て世代には、子どもが遊べる庭や駐車スペースも2台分は確保できる点が魅力。2025年には、石川県や国の補助金(ZEHや省エネ住宅向け)が充実し、初期コストを抑えやすくなっています。

 

石川の自然を活かしたサステナブルな家

郊外の自然環境に恵まれたエリアでは、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の需要が高まってきています。太陽光パネルや高性能断熱材で光熱費を削減しつつ、大きな窓やウッドデッキで石川の四季を満喫。雪の多い石川県の冬には、融雪装置や耐雪構造の屋根が必須。地元産の能登ヒバやスギを使った家づくりも、環境意識の高い層に支持されています。

 

スマートホームで快適&安心

郊外でもスマートホーム技術が身近に。AIで室内の温度や湿度を調整し、冬の寒さや雪対策を効率化。スマートロックや防犯カメラなら、子どもが学校から帰宅したことをスマホで確認でき、安心感アップ。2025年には、これらのシステムが手頃な価格で導入可能になり、金沢周辺の郊外でも快適な暮らしを実現します。

 

子育てに優しいコミュニティ

郊外エリアでは、野々市市や白山市の御経塚・松任地区など、子育て世帯向けの住宅地開発が進む。住民共有の公園や子育てイベント、コミュニティスペースが充実し、金沢市内の賑わいを離れても孤立感のない暮らしが可能。近隣の商業施設も充実し買い物も便利で、子育てと仕事のバランスがとりやすい環境です。

 

交通アクセスの向上

金沢市周辺の道路網や公共交通(鉄道、バス路線)の整備が進んでおり、車で市街地への通勤も依然と比較して快適に。また金沢市が推進するパークアンドライドシステムは、郊外の駐車場からバスや電車で市中心部へスムーズに移動できる仕組みで、車を活用しつつ渋滞や駐車場代を軽減。環境にも優しく、CO2排出量を抑えた移動が可能です。

 

まとめ

金沢を中心とした地価高騰の中、郊外での戸建ては石川県民のマイホームの夢を叶える現実的な選択。自然と利便性を兼ね備えたエリアで、最新技術と地域の魅力を活かした家づくりを始めませんか? 家族の笑顔があふれる住まいが見つかるかもしれません。

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