住まいづくり 2024-03

いざという時の安心。災害に強い住宅設備。

災害に強い住まいとは何か。住宅の構造による耐震基準や、自治体が公表しているハザードマップを参考にした土地選び、宅地の地盤改良などよく耳にします。もちろん全て重要な要素ではありますが、普段使用する住宅設備も、災害対応機能があるものを選ぶことで万が一の時も慌てず過ごせます。

災害に役立つ住宅設備

エコキュート

電気でお湯をつくるエコキュートは、従来のガス給湯器やハイブリッド給湯器に比べて省エネ性能が高く、光熱費の節約になることで普及が進んでいます。このエコキュートのお湯は、貯湯式なので停電時にタンクのお湯を使うことができます。また、断水時には、非常用取水栓からタンク内に溜まったお湯や水を生活用水として使うことも可能です。飲用には使えませんが、災害時の生活用水として利用することができます。一般的な370Lの貯湯タンクなら、4人家族で3日分の生活用水に相当する量が確保できます。

太陽光発電システム

太陽光発電は、太陽からの光エネルギーを電気エネルギーに変換するシステム。停電時、自立運転モードに切り替えることで、光エネルギーを吸収できる間、電気を供給し続けることができます。この自立運転モードは、太陽光パネルが発電する電力を直接、家庭の電気機器に供給します。特に、蓄電池が設置されているシステムでは、日中に蓄えた電力を夜間や曇りの日でも使用することができます。これにより、停電時でも最低限の照明や、冷蔵庫、携帯電話の充電など、基本的な生活を支える電力を確保することが可能になります。

造作家具と埋め込み型収納

埋め込み型の収納や、造り付けの造作家具なら、地震時にも家具の転倒の心配がありません。後付けできる転倒防止グッズもありますが、揺れの大きさによっては効果が期待できないこともあります。また、埋め込み型収納や造作家具は間取りに合わせてつくられるため、見た目もよく、すっきりした印象になるメリットもあります。

感震ブレーカー

大きな地震が発生した際は、漏電などによって火災が発生する確率が高まります。地震の被害は免れても、火災によって住宅を失うことは避けたいですよね。一定の震度以上の揺れを感知すると自動的に通電をストップする感震タイプのブレーカーは、避難時にブレーカーを落とす手間がかからず、停電復旧時に破損したコードへの通電による感電事故や火災を防止する効果があります。

 

金沢ハウジングセンターには災害対策にもこだわった住まいづくりを考えている方にも最適な総合住宅展示場です。あなたのイメージ通りの住まいがきっと見つかる!まずはご来場予約からはじめてみませんか。

 

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