住まいづくり 2023-12

平屋住宅の魅力と住まいづくりのポイント

最近、街中で平屋住宅を目にする機会が増えてきました。国土交通省の「建築着工統計調査」によると、平屋住宅の建築割合は2010年の6.8%から2020年の11.2%へ約1.5倍に増加しています。2階建てや3階建ての家では得られないメリットもたくさんあり、家づくりを考える際には、候補のひとつとして考えておきたいスタイルのひとつです。

 

 

平屋住宅のメリット

 

 

優れたバリアフリー性能

平屋は、当然ながら家のなかのどの部屋に行く場合でも階段を使う必要がなく、マンションが持っている快適性と戸建てならではの魅力を兼ね備えていると言えます。生活に必要な設備や部屋がワンフロアにあるため動線がスムーズな上に、バリアフリーで設計し易い為、世代を問わず安心して暮らせます。家族の介護が必要になったり、車椅子を使用したりする場合でも、暮らしやすい設計となっています。

 

地震に強い

強い地震が起こった場合、1階が押しつぶされ2階以上のフロアだけが残っているようなケースがよくあります。平屋は一般的には耐震性が高いと言われます。その理由としては、「耐震性に優れている正方形や長方形のシンプルなつくりをしているため」や「重心が低くなることで建物が揺れにくいため」などがあります。

 

光熱費やメンテナンス費用のムダが少ない

平屋住宅はメンテナンス費用や光熱費が抑えられる傾向があります。なぜなら平屋住宅は部屋数が少ない場合が多く、総面積が小さいためです。平屋住宅は2階建て住宅よりも断熱性能が高いため、夏は涼しく、冬は暖かくなりやすい構造のため、冷暖房の使用量が少なく、光熱費を抑えることができます。また、階段がないため、階段の掃除や修理などのメンテナンス費用がかかりません。外壁塗装をする際も、単純に外壁面積が少なければ塗装費用、足場費用を削減できます。

 

家族とのコミュニケーションが円滑になる

平屋住宅の場合、廊下を作らないことが一般的です。そのため、リビングを中心に家族と顔を合わせる機会が多く、コミュニケーションが活発になりやすい傾向があります。学校から帰ってきた子どもがリビングを通らずに2階の自室に行くため、帰ってきたのかどうかわからない、コミュニケーションが減った、という悩みを抱えることもありません。

 

 

もちろんメリットがあればデメリットも。よく言われる平屋住宅のデメリットとしては「二階建て住宅と同じくらいの延床面積が必要だと、広い敷地が必要になり固定資産税も増える」「十分な収納スペースができない」「中心部分の部屋の風通し・日当たりが悪い」「外壁がないと人目が気になる」などが上げられます。家族構成やライフスタイル、建設する土地の状況などを踏まえて、後悔の無い平屋住宅を検討しましょう。

 

金沢ハウジングセンターには平屋住宅の住まいづくりを考えている方にも最適な総合住宅展示場です。

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